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お伝えしたいことお知らせ 2022-03-20

“HUISのお洋服のお手入れについて”

もうすぐ立春。日がのびて、あたたかな光が降り注ぐようになり、季節の変わり目を感じるようになりました。
冬の間、私たちの身体を守り、温めてくれた大切なお洋服のお手入れについて考え始めている方もいらっしゃると思います。

HUISの生地は、お手入れの容易さも特徴です。どれだけ着心地の良い服も、着るたびにドライクリーニングが必要な服だとしたら、それは日常着としてはなかなか使いづらいものです。
生地が持つ自然なシワ感は、素材本来の風合いであることから、お洗濯を続けても変わらない着心地の良さを楽しんでいただけます。また、高い耐久性を持つことから、お洗濯を繰り返しながら長く愛用していただくことができます。

インスタライブなどでも、お手入れ方法やお洗濯の仕方について、コメントをたくさんいただきます。ずっと着たい大切なお洋服だからこそ、ご自宅で、ご自身でお手入れしたいというお気持ちを多くの方がもっていらっしゃるのだと思います。
よりいっそう愛着を感じていただける、そんなお手入れ方法について、今日は紹介させていただきます。

まず、全ての生地、お洋服に共通している、[洗う、脱水する、伸ばす、干す]について順番にご説明します。

[洗う]
毎日のお洗濯の際に、他の衣類と一緒に洗濯機に入れてお洗濯していただけます。
おすすめは、オシャレ着洗い用の中性洗剤を使い、ネットに入れていただいて、【手洗いコース】や【ドライコース】などで洗っていただくと、お洋服にとって、とてもやさしいです。
近年の洗濯機は節水機能が充実しているので、水量を洗濯機が自動で判断して少ないお水で洗ってくれることも多いようですが、たっぷりのお水で洗っていただきますと、汚れ落ちもよく、生地の風合いもより感じていただけます。

[脱水する、伸ばす]
シワの原因は、主に脱水によるものです。脱水は短時間で、脱水後すぐに取り出してお洋服を広げていただきますと、強いシワが残りにくくなります。
生地加工が施された一般的なお洋服と比べ、HUISの生地はシワが残りにくく、伸びやすい性質を持っています。干す前に、お洋服を広げて手のひらでシワを伸ばしてから干しますと、自然な風合い、いい具合のシワ感でお洋服が乾きます。

[干す]
HUISの生地に限らず、お洋服の生地は直射日光が苦手です。紫外線にあたると少なからず繊維にダメージがあり、少しずつ色が褪せてしまうことがあります。人間の肌と同じですね。
裏返して干す、または陰干しすることをおすすめしています。
もし乾燥後もシワが気になるようでしたら、ハンガーなどにかけたまま、アイロンのスチームをあててみてください。

次に、コーデュロイとウォッシャブルウールなど特徴ある生地のお洗濯方法をご紹介します。

□コーデュロイ
コーデュロイはシャツ生地のお洋服のように頻繁に洗う必要はありませんが、他のものと一緒に洗うときにはネットに入れてのお洗濯がおすすめです。コーデュロイは裏返して洗う、という方もおられますが、畝(うね)が擦り合うのを避けるため、裏返さずに洗った方が生地にやさしいです。お洗濯後はお洋服をよく伸ばして、手のひらで毛並みを整えていただきますと、よりきれいに仕上がります。

□ウォッシャブルウール
通常のウールと違い、水洗い洗濯ができるのがウォッシャブルウールですが、洗濯機でのお洗濯の場合は、お洋服をネットに入れて単独洗いをおすすめしています。
また、中性洗剤をご使用いただき、脱水の設定を弱く、時間は短めにしてください。柔軟剤が苦手でない方は、毛が絡まりにくい作用のある柔軟剤を入れていただくのもおすすめです。
お洗濯後はお洋服をよく伸ばして、手のひらで形を整えて干していただきますと、きれいに仕上がります。なお、ウールは汗や汚れを弾く性質があるため、頻繁に洗う必要はありません。

HUISの生地である遠州織物は「育つ生地」と言われています。
季節を経て、お洗濯を重ねていただくことで、お客様それぞれのお洋服へと育っていきます。
コーディネートを楽しんでいただくように、生地との対話、お洗濯をお楽しみください。

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高品質な“遠州織物”を使用したシンプルな衣服。
ふくふくとした豊かな生地の風合いを大切に。
HUISweb | www.1-huis.com
HUISonlinestore | https://1-huis.stores.jp
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