10月上旬に行った松下とentrance代表浜田さんによる出前授業に続き、浜松市立舞阪小学校にentranceメンバーが出前授業に伺いました。

前回の「遠州織物」と浜松の産業についての大まかなお話しから、今回は山弥織物・中野さん、古橋織布・外山さんから綿と糸と織物のより詳しいお話をさせていただきました。

 

 

 

 

3、4年生は地域の産業について社会科で学びます。
浜松市用に編集・配布されている副教材には繊維産業についてのページもあるのですが、自動車産業、楽器産業、光産業と比べると資料や見学施設も十分でないことから、子どもたちにどのように伝えたらよいか迷われる先生も多いそう。

そんなところ、entranceの出前授業の取り組みを知った舞阪小の先生にお声がけいただき、今回の2回にわたる授業が実現しました。

entranceにとっても初めての試みでしたが、この貴重な機会に浜松の繊維産業のすごさ、貴重な技術や織機を絶やしたくない、地元にもっと誇りを感じてほしいという強い思いで、中野さんも外山さんも日々のお仕事の傍ら展示品や説明の資料を制作してくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

このような授業を開催する際、大きな教室を確保したり、時間割を調整したりと、実はいつもとは異なる事務業務も発生してしまうのですが、本物に触れてほしい、人や物との出会いを大切にしてほしいという熱い想いで今回の授業を計画・実現してくださいました。

教育界も繊維産業もさまざまな課題を抱えていますが、業界や職種の垣根を超えて未来ある子どもたちのために、そして地元のために協働できることはまだまだあるはず。

entranceでは随時、出前授業の相談を受け付けています。
ご興味ありましたら、お気軽にentranceまでお問い合わせくださいね。

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高品質な“遠州織物”を使用したシンプルな衣服。
ふくふくとした豊かな生地の風合いを大切に。
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