浜松科学館みらい〜らの大人限定イベント「夜の科学館」で行われたサイエンストーク「遠州織物　〜種子から服まで〜」に、古橋織布・古橋佳織理さんとともにスタッフ池田と平賀が登壇させていただきました。

科学館スタッフさんが綿花栽培についてお話しされた後、シャトル織機の歴史や存在、アパレルにおける「Made in Japan」の誤解についてなど、地元にいてもなかなか知らない綿や遠州織物と洋服作りについてお話しさせていただき、トークの後は質問や生地を触ったり冊子を持ち替えられるお客様でいっぱいになりました。

サイエンストークの他にも、プラネタリウム特別放映「星空のもとでファッションショー??」、古橋織布さんの生地でつくるミニワークショップ「遠州織物でくるみボタン作り」などのコンテンツが盛りだくさんで、HUISで使用させていただいている生地もありなんとも贅沢なワークショップでした。

他にも、古橋織布さんの生地の展示があったり、素材・織りが異なる生地を電子顕微鏡で10000倍に拡大して見られたりと、科学の視点から「遠州織物」と「ファッション」を皆さん存分に楽しんでいらっしゃいました。

こうしたさまざまな分野の皆さんとの協力・連携が、遠州の歴史的産業、そして貴重な技術や設備を次世代へつないでいく力になると思います。
浜松科学館の施設内にも綿花畑があり、こちらで収穫された綿を用いた展示やイベントも今後開催される予定のようです。
機会がありましたらぜひ訪れて見てくださいね。

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