先月からスタートした代表松下のコラム「繊研新聞/私のビジネス日記帳」第2回が、8/6(水)付繊研新聞に掲載されました。
紙面だけではなく、繊研新聞さんWEBサイトにも掲載いただいています。
ぜひお読みくださいね。
■《私のビジネス日記帳》繊維産地が拓く新時代② HUIS代表 松下昌樹
https://senken.co.jp/posts/business-diary-250806
遠州の産地発アパレルブランド「HUIS」(ハウス)をスタートしてから展開規模が大きくなってくると、次第に百貨店催事などを機に全国のイベントに出展するようになりました。そこで、他の産地で物作りをしているアパレルブランドと知り合いました。
最初に出会ったのは、福岡の久留米絣を使い「日本のジーンズMONPE」というコピーで展開されている「うなぎの寝床」さんでした。その後、尾州や播州、桐生、三河、米沢、児島など様々な産地の方との交流が広がっていきます。こうした方々を通じて産地を知るたびに、「ああこれは農産物と全く同じなんだ」と考えるようになりました。
遠州織物は綿花の一大産地となった江戸時代中期が発祥で、綿花栽培が地域の繊維業の基礎にあります。同様に日照量が豊富で温暖な地域には綿織物の産地が残り、一方、日本海側や内陸部では絹織物や化学繊維の産地が広がっています。それぞれの地域の環境資源を基に、積み重ねた歴史の中で技術を磨き、それぞれの強みを生かした産地ならではの生地を生産している。食を楽しむことと同じように、こうした国内にある多種多様な繊維産地のことを知るのは、日本人にとって何ものにも代え難い楽しみと誇りにつながると感じています。
(HUIS代表)
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高品質な“遠州織物”を使用したシンプルな衣服。
ふくふくとした豊かな生地の風合いを大切に。
HUISweb | www.1-huis.com
HUISonlinestore | https://1-huis.stores.jp
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