HUIS | 遠州織物

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商品情報 2025-11-03

【HUIS.の育つ生地】綿100%で叶う、高い防風性を実現する「ダウンプルーフコットン」

ダウンプルーフコットンはシャトル織機により限界まで高密度に織った特別なコットン素材。

ダウンの羽も通さないほどの超高密度で織ったコットン生地で、上質なダウンをそのまま包み込むことができ、ダウンの常識を覆すと言われるのが、こちらの「ダウンプルーフコットン」です。

超高密度で織りあげることから、生地にはハリ感がありますが、肌触りはなめらかで柔らかく、“コシがありながらもしなやか”な着心地の良い素材感となっています。

超高密度のため風を通さない、秋冬用のコットン生地です。

 

 

お客さまからよくいただくご質問のなかに、「どの生地が一番暖かいですか?」といったご質問があります。

“暖かさ”にはいろいろな意味が含まれ、一概に比べることが難しいところもありますが、暖かな洋服の生地を作ろうと考えた時に、大きく二つの方法があります。

まず一つ目は、「保温性」のある素材を使った生地を作ることです。保温性のある素材の代表的なものに、「ウール」や「ダウンの羽」があります。

ウールは素材そのものに暖かな空気を溜め込む性質をもつため、着用していると着用している人の体温から吸収した熱を生地が溜め込んでくれるため、体のまわりに暖かな空気をまとう状態が生まれます。

ただ、こうした生地も風には弱いため、屋内で着用している時には暖かいのですが、外に出て強い風が吹くと暖かい空気は飛んでしまい、寒い冬の屋外では保温性を維持することが難しくなってしまいます。

そこで暖かな生地を作るもう一つの方法が、「防風性」を持つ生地を作ることです。

 

 

生地は高密度になるほど、風を通す隙間がなくなることで、高い「防風性」が生まれます。防風性の高い生地をまとうことで、体を覆う暖かな空気が逃げないようにすることができるのです。

HUISの生地の中で、この「防風性」を持つ生地が「ダウンプルーフコットン」や「パラシュートクロス」です。

“ダウンの羽すらも通さない“という意味を持つダウンプルーフや、“パラシュート”という言葉からも、その防風性能が分かりやすいかと思います。

通常、こうした防風性の高い生地を作るためには、細い糸でも高密度に織ることができるナイロンやポリエステルなどの化学繊維が使われますが、天然素材であるコットンでこうした規格の生地を生み出せるのが、遠州の機織り技術の驚くべきところです。

肌に触れた時に冷たい感触のある化繊生地と比べ、コットンは肌に触れた時の温かみがあり、そうした心地よさを好まれる方も多くおられるのではないでしょうか。

 

 

こうした “保温性”と“防風性”を踏まえていただくと、秋冬を暖かく快適に過ごしていただける上手な着こなしができると思います。

保温性の高い「ウール」のブラウスやカーディガンを着ていただき、その上から防風性のある「ダウンプルーフ」などのアウター・シャツなどで覆っていただくことで、効率よく暖かい空気を閉じ込めることができます。
いずれも軽くしなやかな生地なので、重ね着したときにもかさばることがありません。

綿100%でも真冬を楽しめる、着膨れしない、肩が凝らない「ダウンプルーフコットン」をぜひお楽しみくださいね。

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高品質な“遠州織物”を使用したシンプルな衣服。
ふくふくとした豊かな生地の風合いを大切に。
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