HUIS | 遠州織物

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お知らせ 2025-11-04

\静岡文化芸術大学デザイン学部にて地域産業とブランディングについてお話しさせていただきました!/

先週末の10/31(金)、デザイン学部の授業の一環として弊社代表松下にお声がけいただき、デザイン学部デザイン学科所属の2〜4年生約60名を対象に「”遠州織物”から紐解く浜松の地域産業とブランディング」というテーマで講義を行いました。
 
農業・林業・水産業や繊維業、そして自動車・オートバイ・楽器・養鰻など浜松を代表する産業は他に例を見ないほど多様に広がっていますが、「遠州織物」を切り口にこうした産業の歴史を振り返りながら、地域産業の関連や産業の起りとなった地理的環境・資源や当時の人々の精神についてお話しさせていただきました。
 
また、HUIS創業の経緯やブランド運営の過程やターニングポイントなど、代表松下の実体験に基づく話は、既にブランド運営に携わっていたり、デザインやグラフィックを専攻されたりしている学生さんにとってとても身近で具体的な経験談として受け止めていただきました。
 
履修されていた学生さんから、さっそく感想をいただきました。
短い時間の中でも、地元の伝統産業を深く理解し、継承や発展についてどのようなことができそうか自分事として捉えてくださり、頼もしくまた励みにもなりました。
抜粋してご紹介させていただきます。
 
AIや機械化が進む現状の中で、産業を生み出すには結局人のカが必要という点で納得した。日本の人手不足を解決するために機械化や外国人を雇うのは仕方ないけれど、その地の人と人の交流を大切に交流から生まれるものを重要視していかなければならないと思った。
ブランドが立ちあがるには、地域に資源があることだけでなく、人の力が重要だと学びました。
歴史ある伝統的なブランドでも、その技術を教える人、教わる人、伝えていく人がいなければ成り立ちません。今回の講義などを通して、そのものの良さを知った私たちが他の人に話し、広めていくことで少しでも力になれればと思いました。
どれだけ良い商品でも知ってもらえないことには買ってもらえないから、小さなチャンスや発信ツールはのがさずに活用するべきだということが分かりました。
遠州織物と自動車、楽器産業につながりがあることに驚いた。
それぞれ別々のフィールドで見てしまいがちであるが、線で結ばれて今の静岡の地域産業があることを知った。
遠川織物は数ある織物のうちのひとつの伝統工品だと思っていましたが、最高級の技術と素材によって生み出されているものだと知り、驚きました。糸を織る織機がイメージしていたものよりも機械的で浜松の産業の技術力と密接につながってるのだと思いました。
形をつくることばかりを考えていて、生地をつくるというのにあまり目がいっていなかった。
今治タオルやデニムの話をきいて、形が決まってるものほど素材そのものにフォーカスされ、形の決まっていないものは、デザイナーの調理の素材となり、素材自体にフォーカスされないとよく実感できた。
良い生地を作るほど隠されてしまう、という言葉を聞き、長い時間と繊細な技術を使っているがゆえに知られないというのが、本当にいたたまれない気持ちになりました。
シャトル織機で織られた生地は、びっくりするくらい来らかくて触り心地が良く、現代の織機のものに比べて、温かみを感じた。もちろん、現代の織機に比べて、シャトル機機は効率が下がり高価になってしまうが、本当に生地の質の良さに感動したので、それだけの価値があるなと実際にさわってみて分かった。
社会の目が当たりづらい、工業生産のイメージに隠れてしまった職人の姿というのが印象的だった。そのせいで、後継者不足の問題もあるだろうし、職種のイメージ改善もなるべく早急に解決したい課題だと感じた。
地場産業も救える仕組みで、とても意義を感じた。
「made in ◯◯」の誤解の話を聞いていて、衣類の日本製比率が1.5%そのうち日本製生地はさらに1%と知り、日本製のテキスタイルがどれだけ価値のあるものなのかを理解することができました。
日本の生地が世界的なアパレルブランで使用されていて凄いなと思う一方で、ブランドは生地の産地を表に出さないということを知り、生産者のやりがいを考えると、やるせないなと開いただけの私でも思いました。
正直、地域産業、遠州の織物といった意識はまったくなかったのですが、(お客様と同じように)今日少なからずそのすごさ、魅力を感じることができました。
アパレルブランドに問わず、地方で会社をたてて、どう成長させていくのかについては毎回疑問に思っていたのですが、最初の取りかかりから学んで外とのコミュニケーションを取る大切さががわかりました。
もう少し自分の地域に目を向いたいと感じました。
生産者とユーザーがコミュンケーションをとることで、知ってもらったり、魅力を行えたりすることができると分かり、コションケーションはブランド価値を伝り、高めていく重要な要素だと思いました。

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高品質な“遠州織物”を使用したシンプルな衣服。
ふくふくとした豊かな生地の風合いを大切に。
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