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お伝えしたいことお知らせHUIS in house 2021-01-05

“100年の歴史が育む、世界に誇るカットソー生地産地・和歌山”

“100年の歴史が育む、世界に誇るカットソー生地産地・和歌山”

「HUIS in house」の生地は、高級カットソー生地産地・和歌山で生まれます。
紀ノ川の豊かな水と受け継がれた高い技術をもとに、細番手の高級糸をゆっくりと柔らかに編み上げた生地は、五感に幸せをはこびます。

和歌山県は、カットソー生地として主に用いられる「丸編ニット生地」生産国内1位を誇る編み生地の総合産地です。伝統的な技術で編まれる生地は国内外の高級ブランドにも使われる世界有数の高品質な生地産地で、筒状に編んだニット(丸編み)は、伸縮性に富み、ソフトな風合いが特徴です。

和歌山での編み生地生産の歴史は、明治42年にスイス製丸編み機5台を導入して事業を開始したことから始ます。その歴史は実に100年以上。
大正時代には第一次世界大戦を契機に一層の発展を遂げ、設備機械台数4,000台を超える全国一の丸編み産地に発展しました。

一方、戦後から近年にかけてアジアを中心とする安価な海外産生地の輸入が急激に増加していきます。消費者にとって低価格の衣料製品が手に入りやすくなった一方で、国内の繊維業産地はいずれも大きな打撃を受けました。

経済のグローバル化が進む中で、こうした境遇を迎えたことは「遠州織物」も同様です。
和歌山ニット産業の各企業も、単に後継者がいるだけではなく、新しい時代に対応した戦略と受け継がれた技術を備えた企業でなければ生き残れない時代を迎えました。

目指すべきは、安価な大量生産型の海外の生地とは一線を画す、高品質な生地。
こうした時代を経て、今残る和歌山の企業が生み出す生地は、高い技術で生み出された、風合いと機能性を備える特別な生地です。

一方で、アパレル業界における「生地」は中間材であることから、一般のお客さまにとって認知度が低いことは否めません。
国内でどれだけ高い品質の生地が作られていても、最終製品を通して生地産地のことを知る由は、残念ながら多くはありません。

緻密で繊細な日本の職人の技から生まれる、唯一無二の豊かな生地。
「HUIS in house」はこうした日本の世界に誇る技術を、製品を通して伝えていくことが、大きなテーマのひとつです。

 

 

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高品質な“遠州織物”を使用したシンプルな衣服。
ふくふくとした豊かな生地の風合いを大切に。
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