HUISの生地を織っていただいている浜松市の古橋織布さんで、現在、織子さんの募集をしているそうです。
興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね。

先週、久しぶりに数時間だけ織り子さんをしました。
ふと、織り子さんの仕事を撮り溜めておこうと思いました。
現在、絶賛求人募集中です💦
少しでも、どんな仕事か知ってもらえればいいな〜と思い、書きます🥺

「織り子さんの仕事」
自動織機とはいえ、経糸が切れると織機は止まります。糸切れを補正するのは人間です。手作業で、糸を一本繋いで、また織機を稼働させます。
では、織機が止まっていたら？どうする？
まずは、どんな場合でも、経糸が切れたのか、緯糸が切れたのかを最初に確認します。

ケース1… 経糸が切れている場合。
① ドロッパーを揺らして、どこが切れたのか調べます。左後ろのハンドルを前後させると、ドロッパーがゆらゆらして、切れたところに隙間ができて、「ここだよー！」と教えてくれます。
② ドロッパーが落ちているのが分かります。（糸が切れるとドロップする=下に落ちるのでドロッパーと言います。）
③ 切れた糸を探します。綜絖（そうこう）側で切れた糸。こちらの糸道は問題なし。
④ ビーム側で切れた糸を辿ります。
⑤ 下の方で隣の糸とくぐっています。ここが原因で引っかかって切れたみたいです。
糸道をまっすぐに直します。くぐる前のところから糸を引っ張り出して、正しいまっすぐの道を教えてあげます。
⑥ 糸通しを使って、③の糸をドロッパーに通します。
⑦ ⑤と⑥の糸の端を両手で持ちます。
（写真は自身で撮影したので片手です。。）
⑧ はた結びします。糸の端は、握りバサミで3mmくらい残して切ります。
これで切れた経糸のお直し完了です。
織機を再稼働させます。
おしまい。

・特別な知識や経験は必要ありません。
・はい、細かい仕事ではあります。
・手先が器用な人、細かい作業が好きな人、忍耐強い人が向いています。
伝統産業ではたらく= 「職人」

と、思われがちですが、
毎日毎日、同じ作業を何度も何度も繰り返すうちに自然と職人技が身に付きます！
マンツーマンで教えるので、安心してください。
弊社で働くスタッフは皆、未経験でした。当然、はじめは戸惑います。おぼつかないです。それでも、数年経った今、一人ひとり任せられるまでに成長しています。
興味ある方は、DM📩またはお電話☎️にてご連絡ください🙌🏻
よろしくお願いします🙇🏻‍♀️🙇🏻🙇🏻‍♂️

※ ケース2. 続きます。お楽しみに。
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