約1年前、金子敦子さんとのトークイベントで知り合ったことをきっかけに、「主婦と生活社」の木村愛さんとの書籍作りがスタートしました。

「HUIS.の服づくり」の編集を担当してくださった木村さんは、書籍発刊前から発売のいま現在も、トークイベントでずっと一緒に各地を回ってくれています。

遠州に初めて取材に来てくださったのは昨夏。
カメラマンの砂原さん、ライターの増田さん、デザイナーの葉田さんたちと、浜松ショールームや古橋織布さんへの取材をするために残暑厳しい浜松にいらしてくださいました。

 

 

 

 

“編集”というお仕事は、本作りの監督さんのようなイメージ。
表装、デザイン、写真と文字のレイアウト、文字数や文字の大きさ、手に取った時の質感・・・などなど、正解のない膨大な選択肢の中から、書籍の内容と著者が伝えたいメッセージに合うように最適な組み合わせを選んでいきます。

「機屋さんに行って、とにかく感動した！」と。
その感動を「書籍」という媒体で伝えるべく、妥協することなくさまざまなアイデアを提案してくださり、普段の暮らしの中ではなかなか目に見えることのない、機屋さんたちの仕事、産地で働く人々のことを、写真、文章、イラストなどを交えて分かりやすく編集していただきました。
まさに、紙（本）で伝えるプロフェッショナル。

 

 

HUISや遠州織物を初めて知る方にとっても、分かりやすいようにと編集のために、産地や繊維産業のこと、そして私たちのことも一から一生懸命調べて、まとめあげてくださいました。
今ではどのトークイベントでも「遠州織物がすごいんです！」と一番熱っぽく語ってくださいます。

 

 

実際に、書籍の発売後はこちらの本をきっかけに遠州織物やHUISを知ってPOPUPに足を運んでくださるお客さまが今、各地で増えています。
「これまでは遠州織物を知っている”つもり”だった。より深く知ることができました。」
「誰がどこで作ったのかわからないものがあふれる中、人のぬくもりを感じられる本と洋服に出会えた。織物の力、織物のよさを感じました。」
といった嬉しいお声もいただいています。

店舗を持たない私たちはこれまで、WEBやSNS・Youtube、無料でお渡ししている「HUIS JOURNAL」などでの発信も続けてきました。
今回、木村さんと縁あって初の書籍化の機会をいただいたことで、”書籍”という紙の本がもつ力と温もりを実感しています。

遠州織物と出会った時の感動をそのままに詰め込むことのできた「HUIS.の服づくり」書籍チームのみなさんには、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

5/8(水)からスタートする阪急うめだ催事「今日も機嫌よく。」内で開催する
5/11(土)のトークイベントでも、金子敦子さん、ルポデミディ宮地なおみさんと一緒に木村さんにも登壇いただきます。
こちらのイベントは予約不要で、当日その場でご参加いただけますので、近くの方はぜひいらしてみてくださいね。

■「あっこたんとHUIS 松下さんのフダンギ談義」
5月11日(土) 12:00-12:30
阪急うめだ本店 9階 祝祭広場 大階段下
・入場無料
・当日会場にお越しください

■阪急百貨店・うめだ本店「今日も機嫌よく。2度目の初夏」
会期 5月8日(水)〜14日(火) ※最終日は16時終了
会場 10階 うめだスーク中央街区パーク
営業時間 10:00〜20:00
https://www.hankyu-dept.co.jp/honten/shopnews/detail/1237728_2067.html

@reposdemidi
@aikanaizumi
@55akotan

 

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高品質な“遠州織物”を使用したシンプルな衣服。
ふくふくとした豊かな生地の風合いを大切に。
HUISweb | www.1-huis.com
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