地元・浜松で開催し、たくさんの方が来てくださった先日の「水曜のヨル喫茶」でのトークイベントについて、本日の中日新聞・経済面に掲載していただきました。

経営者、地元企業・行政の方、議員さん、起業を目指す若い学生さんなど、ほんとに多種多様なみなさんが集まってくれてあっという間の楽しい時間でした。

イベント後の交流の中で、「常設店を設けずに販売価格を抑えて展開してくってすごく難しいことですね！」というお話をいただきました。
紙面上でも紹介いただいているとおり、HUISの特徴的な部分の一つです。
常設店というのは、どうしても家賃と人件費が想像以上にかかります。常設店展開＝コストアップ＝製品価格に反映、がアパレルの世界の常識です。販売価格には、常設店運営に必要なコストが含まれているわけです。
一方で、HUISの販路の中心になっている自社オンラインストアはマージンがほとんどかかりません。それだけ製品価格を下げて展開することができるため、他のアパレルブランドと比べて製品価格を抑えつつ、最高級の生地を用いることができるのです。

こうした中で今はネットで売るのが一番、と思われがちですが、例えば多くの方が利用されている大手ショッピングモールサイトの売上マージンは想像以上です。
かといって、自社オンラインストアをネット上に出したとしても普通は見てくれる人はなかなかいません。見てもらえた先の「買ってもらう」は、さらに高いハードルです。ですから、多くの事業者さんはよく知られているショッピングモールサイトでの販路が中心となってしまうのです。

私たちが恵まれているのは、こうしたHUISの特徴をお客さまがよく理解してくださった上で、HUISを愛用していただけているということです。
そのおかげで自社オンラインストアを販路の中心とすることができ、品質に妥協をせずできる限り価格を抑えることができ、その利益を産地に還元できる。
ご愛用いただけているみなさんから、こうした好循環が生まれています。

今回のトークイベントを通して、感じたことや生まれたアイデアもたくさんあり、また来年に向けておもしろい準備ができそうだと感じています。
2024年もあと少し。師走のせわしない日々ですが、新しい年に向けて、ワクワクした気持ちで過ごしたいですね。

(ちなみに記事では新聞社の表記ルール上「客」と記載されていますが、HUISではお客さまのことを客と呼ぶことはありません。一応、記載させていただきます。)

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高品質な“遠州織物”を使用したシンプルな衣服。
ふくふくとした豊かな生地の風合いを大切に。
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