今日は、ファッションライフスタイル誌「HOUYHNHNM (フィナム)」の記事のひとつを紹介したいと思います。
掲載されているのは、THE ROW(ザ・ロウ)のコーデュロイパンツ。
遠州産地の紹介とともに、遠州のコーデュロイが使われていることが紹介されています。価格は181,500円。
遠州織物、遠州のコーデュロイといったものが従来、こうしたメゾンの世界で、こうした価格帯で流通している、ということが垣間見えると思います。
時代の転換を感じるのが、こうした情報誌において生地の産地といったものが紹介されているということです。
これまでアパレルの世界ではこうした生地の産地や仕入れ先がわかる情報を明かすのは御法度で、特にメゾンの世界ではトップシークレットとして産地の情報は扱われていました。
でも今、本当に少しずつですが、その常識が変革してきていることを感じます。
自社の製品の基に、こうした生地産地の技術があるということを含めた価値の捉え方が、アパレルの世界にも少しずつ生まれてきていることを実感しています。
残念ながら、来シーズン(2025AW)以降、遠州のコーデュロイの希少性は格段に上がります。また、コーデュロイに限らず、他の遠州織物についても遅かれ早かれ同じように危機的な状況が到来します。
「日本人が、日本の産地の価値を知るのが、少し遅かった」
そうした未来が訪れてしまうことのないよう、今できることに全力を尽くしていきたいと思っています。
■HOUYHNHNM (フィナム)/「ザ・ロウ、おとなの新定番」No.02 ミリ単位のこだわりが生む普遍性とコーデュロイパンツ。
https://www.houyhnhnm.jp/news/959829
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高品質な“遠州織物”を使用したシンプルな衣服。
ふくふくとした豊かな生地の風合いを大切に。
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