「HUIS in house」の生地は、高級カットソー生地産地・和歌山で生まれます。
紀ノ川の豊かな水と受け継がれた高い技術をもとに、細番手の高級糸をゆっくりと柔らかに編み上げた生地は、五感に幸せをはこびます。
原料には世界的に希少な「SUVIN COTTON(スヴィンコットン)」を使用。
最高品質の素材を、受け継がれた職人技術が最大限に引き出す、唯一無二の生地です。
身につけることで、日常の暮らしを特別なものにしてくれる。そんな衣服が、HUIS in houseのデザインする衣服です。縫製・ボタンなど細かなデザインに拘りつつ、どなたにも馴染むベーシックな衣服は、いつでも・いつまでも、あなたの暮らしをここちよさで包んでくれます。
和歌山県は、丸編ニット生地生産国内1位を誇る総合産地で、伝統的な技術で編まれる生地は国内外の高級ブランドにも使われる、世界有数の高品質な生地産地です。新旧様々な丸編み機を巧みに操る職人の技。丸編機で製造される生地はニットの中でも特に伸縮性に富み、ソフトな風合いが生まれます。
世界的に希少な最高品質の綿「SUVIN COTTON(スヴィンコットン)」
世界最大の綿花産地であり、高級綿の生産地としても知られるインド。
その中でも、HUIS in houseの生地に使われている最高峰の綿「SUVIN COTTON(スヴィンコットン)」は、
綿花の王様、インドの誇りといわれる特別な綿です。インド綿という王冠の中心に、燦然と輝く宝石。
インドの紡績ではスビン綿を使用する際、神に祈りを捧げるといいます。
「SUVIN COTTON(スヴィンコットン)」の特徴は、繊維質が細く、長く、強いことです。2.9マイクロのSUVIN糸は、糸自体がシルクのようなツヤとカシミアのような柔らかさを持つとともにを持つとともに、糸に撚り(複数の繊維をねじり合わせること)をかけなくても強度をもつため、甘撚りの糸を使って丈夫な生地を生み出すことができます。
撚りは甘ければ甘いほど、やさしくやわらかな風合いが生まれる。それは、繊維の一本一本がわかるような繊細な柔らかさ。HUIS in houseの生地は、超甘撚りの糸を使った、柔らかな風合いと日用耐久性の共存する生地です。
衣服に使われる綿には様々な種類がありますが、中でも高級糸とされるのが「超長綿」といわれる種類の綿です。繊維長が長いことから、やわらかな肌触りや高級感あるツヤ感、そして高い耐久性が生まれます。 全世界での年間綿花生産量は約2600万トン、そのうち「超長綿」の年間生産量はわずか約39万トンです。すべてのコットンの中でも1.5%ほどしかありません。そして、その「超長綿」の中でも世界最高峰の繊維質を持つといわれる「SUVIN COTTON(スヴィンコットン)」の年間生産量はわずか「200トン」。実に0.00001%の希少な高級綿です。
綿花の生産には、雨季と乾季がはっきりしており、かつ緯度が低く、強い太陽光線が降り注ぐ場所が適しているといわれます。ただインドにおいてその条件に合う土地の多くは、サバナ地帯という砂漠に近い地域で、豊かな土壌に恵まれにくい地域です。
SUVIN COTTONが生産されているインド・タミールナドゥ州「デカン高原」は、高度と緯度の条件が合致し、綿花に適した気候でありながら肥沃な土壌を備える、世界的にも稀な超長綿の産地。地球が産み出した「奇跡の土地」といわれる土地です。
HUIS in houseの生地に使われるSUVIN COTTONは、一般的に機械で刈り取られる綿花を手摘みでひとつひとつ収穫し、人の手でごみや種を取り除いていきます。
かつて最盛期には年間6000トンの生産を誇ったSUVIN COTTONですが、現在の収穫量は年わずか200トンあまり。高級糸の需要減や環境の変動により、絶滅が危ぶまれています。インド政府では特別にプログラムを組み、現在SUVIN品種の保護育成に国を挙げて取り組んでいます。