染め替えプロジェクト「Renew HUIS」名古屋黒紋付染が生む”黒”の中の”黒”
HUIS×山勝染工
染め替えプロジェクト「Renew HUIS」
遠州の貴重な織機で織られたHUISのアイテムをより長く愛用するために生まれた、伝統的な技法で染め上げる名古屋黒紋付染の老舗・山勝染工とのコラボレーションによる染め替えプロジェクトです。
長年引き継がれてきた
名古屋黒紋付染の「育つ黒」へ
日本にはもともと「着物を染め替えて長く着る」という文化があります。そして、第一礼装である黒紋付は黒の色みがとりわけ重視される世界。大正8年に創業。伝統的工芸品に指定され、長年技法を守り引き継がれてきた名古屋黒紋付染の老舗・山勝染工が生み出す純度の高い漆黒は、深くあざやかで、着る人を引き立たせます。日本の貴重な技術を受け継ぐ職人が、長い時間と多くの手間をかけて染めあげる上質な「黒」は、特別な深みを持つ“黒の中の黒”です。
山勝染工が手がける黒染めは、染料を落とす工程において染めと同等の時間かけて湯洗いを繰り返すため、移染や色落ちが少ないことも特徴です。何世代にも渡って着続けられる高価な黒紋付の着物を、代々染め上げてきた山勝染工さんの磨きあげられた技術。
天然繊維の生地は漆黒に染まり、ステッチは元の色のまま、アクセントに。染め上がりは生地がしゃきっと蘇ります。名古屋黒紋付染の技法で生まれる黒色は、染め替えを繰り返すごとに深みを増していき、職人さんはそれを「黒が育つ」と表現します。
名古屋黒紋付染が生む、特別な“黒”
山勝染工が手がける名古屋黒紋付染で染める黒は、“黒”の中の“黒”と言われ、一般的な黒染めと比較すると黒の深みの違いがよく分かります(右手前が一般的な黒染め、左奥が山勝染工の黒染め)。
また、製品染めにありがちな「移染」や「色移り」が起こりにくいのも特徴です。
なぜ、こうした深い黒と染色堅牢性を持つのでしょうか?
それは、熟練の職人が何度も何度も時間をかけ、これ以上染料が入らないほど染めるから。そうしてしっかりと染料を固着させた後は、何度も何度も時間をかけ、染料が出なくなるまで洗いをかけるから。決して近道をすることなく、手間を惜しまず、実直に黒染めに向き合う。
こうした、まさに日本の職人作業から生まれる特別な“黒”なのです。長年技法を守り引き継がれてきた名古屋黒紋付染。何世代にも渡って着続けられる大切な着物を代々染めてきた、山勝染工が誇る“日本の黒”です。
お気に入りの一枚が、
より特別に生まれ変わります。
お持ちのHUIS製品を「黒」に染め替えます。
受付は期間を限定し、
先着順にて承ります(冬と夏の年2回を予定)。
お一人様3点までお申し込みが可能です。
予定数量に達し次第、受付を終了いたします。
受付の開始時期につきましては、
決定次第Instagram等各種SNS及びブログでご案内をいたします。
受付開始までご案内をお待ちください。