旧型の“ダブルシリンダー”で編んだHUISのくつした
職人の手仕事でゆっくりと編み立てた靴下は、
ふっくらとした風合いと極上のはき心地を味わえる

靴下生産において、現代では一般的となった高速型の「K式シングルシリンダー」と比べ、旧型の「ダブルシリンダー」は、現代では製造されていない、職人の手作業を多く必要とする日本の貴重な編み機。中でもHUISの靴下を編むのは、日本製靴下編機の最高傑作と言われる1970年式の「巻き取り式ダブルシリンダー」。ミドルゲージと言われる厚みの靴下を、ダブルシリンダーで編む技術を持つ工場は、日本国内でもほとんど残っていません。
高速機で編まれる靴下と比べ、低速でゆっくりと巻き取りながら編み立てるため、均一な目の揃った編目でふっくらとした風合いや柔らかな素材感、そして極上のはき心地を味わうことができます。

コンセプト

素材感を味わえる
シンプルなデザイン

素材そのものを味わうことができるSUVINCOTTONシリーズや、HUISのロゴをモチーフにしたシンプルなジャガード編みなど。いずれも旧式のダブルシリンダーでゆっくりと編み立てることで、素材の良さが引き立ちます。

生地イメージ

日本の職人技術で操る、
旧式の巻き取り式・ダブルシリンダー

現代の高速機で編まれる靴下と比べ、低速でゆっくりと巻き取り式で編み立てるため、ふっくらとした風合いと柔らかな素材感を味わうことができるダブルシリンダー。編み立てと整備に職人技術を多く必要とし、効率性に劣る一方で、特別な履き心地をもつ靴下が生まれます。

生地そのものが
伸縮性に富む

巻き取り式・ダブルシリンダーで編んだ靴下は、上目と下目の2つの針で編んでいくことから、自然なリブと立体感を持ちます。生地そのものが伸縮性に富み、足の形に合わせて丁寧に編み立てることから、履く人の足に自然にフィットし、足元を柔らかく包み込んでくれます。また、履き口の美しさ・フィット感も格別で、履き心地と耐久性を備えた靴下になります。

カットボスが現れない、
ジャガード編みのフラットな裏側面

高速型の「K式シングルシリンダー」で編んだ靴下は、柄デザインを入れる場合、靴下の裏側(素肌にあたる部分)に“カットボス”と言われる、飛び出た糸がたくさん現れるのが特徴です。対して旧式のダブルシリンダーで編んだジャガード編み靴下は、裏側にカットボスが現れず、フラットな美しい面に仕上がります。ジャガード編みができる旧型の巻き取り式・ダブルシリンダー機は世界でもわずか。素肌に触れた時のはき心地と、日用耐久性を備えた靴下が生まれます。

ミドルゲージ×ダブルシリンダーの
希少性

“HUISのくつした”を生産する、岐阜・関市に残る歴史ある靴下工場は、旧式のダブルシリンダーの中でも“ミドルゲージ”と呼ばれる「30番手2本編・針数176本」の靴下を編むことができる、世界でも希少な工場です。ここに残るのは、日本製靴下編機の最高傑作と言われる希少な1970年式の「巻き取り式ダブルシリンダー」。現存するダブルシリンダー機の多くはローゲージと呼ばれる太番手を使った厚手の靴下しか編むことができませんが、ミドルゲージで編むことで、適度な厚みで極上の履き心地を味わえるシンプルな靴下ができあがります。

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