昨日（6/10）の丸の内ビルディングでのトークイベントから一夜明け、本日はHUISが今年綿花栽培をおこなっている「久留女木の棚田」を訪れてきました。
こちらの取り組みに関心を寄せてくれている静岡新聞の記者さんも、今日は一緒に畑の様子を見てきました。

1週間前に日本列島を襲った台風２号ですが、東海圏の被害は特に大きく、ここ浜松市でも長い時間大雨が降り続きました。

5/16に子供たちが集まって種まきをした、HUISが綿花栽培をしている畑も、残念ながらこの台風の被害で半分以上の苗が流れてしまいました。種まき後に無事発芽し、畑で1ヶ月育ってきた苗たちが、1日の台風で流れてしまうのはとても切ないことです。
ただ、畑での種まきの後に、旧久留女木小学校で種を蒔いて育てていたポットの苗があり、現在、畑に少しずつ補植して様子を見ているところで、畑ですくすくと育っている綿花もきちんとあります。

普段意識することはあまりありませんが、私たちが身につけている洋服の原料の多くは、こうした天候や自然の災害に大きく左右されてしまう農業が基となっています。
栽培を管理してくれている地元の農家さんたちの臨機応変な対応のおかげで、今回の台風の被害も、ひとつ乗り越えられる目処がたってきました。

栽培1年目、どれだけの綿花がとれるかはわかりませんが、秋の収穫に向けてひきつづき取り組んでいきたいと思います。

帰り際に記者さんが一言、「やっぱり棚田は美しいですね」とおっしゃっていました。
小雨が降っていた今日は山も少し霧がかっていて、晴れた日とはまた違った棚田の景色が見られました。

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高品質な“遠州織物”を使用したシンプルな衣服。
ふくふくとした豊かな生地の風合いを大切に。
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