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イベント情報 2020-01-27

渋谷ヒカリエ8FのD&DEPARTMENT「d47 MUSEUM」で出展中のイベント「着る47展」の各ブースの画像が、d47museumさんから届きましたのでご紹介させていただきます

渋谷ヒカリエ8FのD&DEPARTMENT「d47 MUSEUM」で出展中のイベント「着る47展」の各ブースの画像が、d47museumさんから届きましたのでご紹介させていただきます。

新潟のニット、奈良の靴下、京都のネクタイなどなど、それぞれの地域で生産されている特色ある生地を使ったアイテムが各ブースに並んでいます。

先日もご紹介させていただきましたが、メイドイン○○と最終的に明記されるのは、縫製された国だけを指すため、身に付ける人が、「どの国のどの地域でつくられた生地なのか」ということを知るすべがほとんどありません。現在、アパレルで使われている生地の多くは、海外産の大量生産品と言われています。

流通の特殊性であったり、アパレルメーカー・ブランド側で情報をクローズしているものであったりと、生地生産地の情報が表に出ない理由は様々ですが、今でも日本各地では世界的に高い評価を得る様々な生地が生産されています。

途上国と言われる国が発展していく過程で、繊維業が必ず中心になる期間があると言われています。
日本も高度経済成長の中で、生地生産が盛んに行われてきましたが、変動為替相場制と自由貿易によって、自然と生産国は賃金の安い国へと移っていきます。
経済が成長し先進国のひとつに数えられるようになった日本において、海外の安価な生地が流入すること、そして繊維業が縮小していくことは、自然なことであるとも考えています。

では、そんな中で今なお国内で作られている生地はどんな生地なのか?それは、価格競争に巻き込まれることがない生地とも言えます。
歴史の中で培われた技術が生み出す生地は、海外で大量生産される生地とは一線を画す、高い品質を持ったものが多くあります。

そして、ファクトリーブランドや地域発のブランドだからこそ、世界に誇る高品質な生地を使いながらも安価に製品化することができます。
「着る47」には、そんなブランドさんたちが一斉に揃い、スタッフの皆さんからそんなお話を伺うことができます。

なお、来月2/23・24の2日間は、特設スペースをお借りしてHUISの販売会&トークイベントを開催させていただきます。
高い品質の生地とはどんな生地なのか?どんな機械と技術で生み出されているものなのか?そんなお話を少し掘り下げてご紹介できればと思っていますので、ぜひご都合のつく方はお越しになってください。

詳細については、あらためてご案内させていただきますね。

■着る47展
http://www.hikarie8.com/d47museum/2019/11/47-49.shtml

以下、抜粋。

「着る47展」は、「ファッション」をテーマに47都道府県の衣服、靴、鞄、アクセサリーなどを紹介しながら販売する、マーケット型の展覧会です。
「ファッション」から47都道府県を見ると、織り・染め・縫製など、その土地で長くつづいてきた伝統技術や産業を始め、革や竹など、その土地ならではの素材を活かしたものづくりや、気候風土から生まれる形や柄の様式、世界に注目される素材や技術の開発など、様々な“その土地らしさ”が存在します。また、ファッション業界にもトレンドサイクルに左右されない普遍性や、サスティナブルな考え方が広がりを見せています。
リアルな需要に応えながら、世界観やメッセージと共に、その土地ならではのものづくりによって生まれる「ファッション」が、これから更に注目されると考え、「着る47展」を企画しました。 日本各地のものづくりの個性はもちろん、“ファッションのこれから”を感じていただければと思います。

 

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高品質な“遠州織物”を使用したシンプルな衣服。
ふくふくとした豊かな生地の風合いを大切に。
HUISweb | www.1-huis.com
HUISonlinestore | http://1-huis.stores.jp/
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