ブログ

ショールーム渋谷ショールーム産地ギャラリー 2024-03-18

\産地のものづくりに触れる “ドロッパー”/

スクランブルスクエア【HUIS渋谷ショールーム】では、遠州織物によるお洋服をご覧いただけるだけではなく、産地のものづくりを少しでも感じていただけるような工夫を施しています。

ショールームのために特別にしつらえた、産地のものづくりを感じられるアイテムをひとつひとつご紹介しますね。

こちらは「ドロッパー」
ドロッパーは、生地を織っている時にタテ糸が切れた時に自動的に織機の稼働を停止するために重要な部品。

織機を動かして生地を織るのにも大変な手間と人手を要しますが、織機を動かすための”準備”にもそれ以上の時間と労力がかかります。

糸から布を織るために、織機にタテ糸をかける準備をします。
タテ糸は、筬(おさ)、綜絖(そうこう)、ドロッパーの3つの部品にそれぞれにある”穴”に通します。
これが”準備工程”と言われる中のひとつ。

これらの部品の穴に糸を通す作業を「へ通し」と呼び、細番手高級糸を超高密度に織るHUISの生地では、多いもので1m幅に8000本近くのへ通しが必要となります。

 

 

この穴に一本一本糸を通すのは、人の手によるもの。
気の遠くなるような作業が、産地では今も行われています。
こうした売り場では目には見えにくい、職人さんたちの作業の積み重ねで、織物はできています。

こちらは、以前は現役で稼働していたものの今は使われなくなってしまった道具を、産地のものづくりに触れるアートオブジェとしてantique.bさんに制作いただきました。
@antiquesb

渋谷ショールームが、産地の魅力や織物のあたたかさに触れていただける、そんな作り手と使い手が交わる場となったら嬉しいです。

■garage SHIBUYA
「植物と暮らす- living with plants -グリーン&インテリアショップ」
営業時間 10:00~21:00
@garage_livingwithplant_shibuya

■garecoさんちギャラリー 出展スケジュール
https://1-huis.com/event_space

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
高品質な“遠州織物”を使用したシンプルな衣服。
ふくふくとした豊かな生地の風合いを大切に。
HUISweb www.1-huis.com
HUISonlinestore http://1-huis.stores.jp
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –

 

カテゴリー

オンラインショップ